2015年7月16日木曜日

定形外郵便は、配達が約束されない配送方法

定形外郵便は、配達が約束されない配送方法です。

郵便物が届かないなど、調査のお申し出
https://yubin-chousa.jpi.post.japanpost.jp/omoushide/top.do

定形外郵便は、配達が約束されない配送方法です。
定形外の危険性、リスクを知っていて、「定形外で配達します」と決めているのですか?

定形外郵便は配達の記録が一切無い
もし、郵便物がポストに入っていなくても、途中の経路がまったくわからない

1誰がいつ、どのポストに差し出ししたのか
2受付郵便局の到達日時
3途中のトラック、電車、飛行機等の輸送記録
4経由局の処理日時
5配達郵便局の到達日時
6配達員の氏名、配達記録

ざっと考えられる、上記の主要な到達点での「記録」を一つも日本郵便は記録しない。

このために、偶然による誤配達や、スタッフ、配達員による悪意のある
盗難や処分があってもまったくわからない。

あるいは、まったく関係のない第三者に配達されて、その人間家のどこかに
放置していても調べようがない。

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このような「配達記録」「経路記録」「扱いスタッフ記録」を持たない
配達方法は、まったく信頼できないサービスだ。

「定形外」のような「届くかどうかわからない」サービスで使用していいのは、
下記のようなものに限られる。

1 届かなくても構わない。届かなければ、再度発送する。
2 届かない、紛失しても構わない。弁済する必要がない価値の内容物を送付する。

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以上「定形外郵便」の内容を再確認した。

「安価」というだけで、使われる定形外郵便。
50gで、120円から使用できる。

しかし、定形外でなくても、記録が行われ、配送が確実に担保される輸送サービス
が日本にはたくさん存在する。

例えば、\160増しで「特定記録」サービスを付け加えるだけで、
「定形外郵便」を使用しても、配達の記録が付けられるのだ。


1 定形外郵便+特定記録 日本郵便
      http://www.post.japanpost.jp/service/fuka_service/tokutei_kiroku/

  50gの場合 定形外郵便料金 120 +  特定記録 160 = 総額、\280

2 レターパック 日本郵便
  http://www.post.japanpost.jp/service/letterpack/

  レターパックライト A4サイズ、厚さ 3cm、4kgまで    \360
  レターパックプラス A4サイズ、専用封筒の厚さまで、4kgまで  \510

3 クリックポスト 日本郵便
      http://topic.auctions.yahoo.co.jp/promo/clickpost/

  34cm、25cm、厚さ3cm以下、1kg以下   \164円

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いままで数十年営業してきて、千件以上定形外で発送した。
一件も事故が起きていない

ネットで検索すれば、いくらでも事故の例が出てくる。

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%AE%9A%E5%BD%A2%E5%A4%96+%E4%BA%8B%E6%95%85&source=lnt&tbs=cdr%3A1%2Ccd_min%3A2010%2F04%2F01%2Ccd_max%3A&tbm=


事故の確率、統計数   誤配、紛失数、2004年度報告

  約35万件 普通郵便(定形外郵便を含む)
  約1000件 書留、配達証明
  約5000件 ゆうぱっく

 http://www.be.asahi.com/20051217/W17/20051208TBEH0017A.html

驚くのは、書留やゆうパックでも千件以上の事故が起きていることだ。
上記は扱い記録やスタッフの責任所在が明らかなもの。
それにもかかわらず、これだけの数が届かない。

考えなければならないことは、統計上も「事故が一定数で起こっている」事だ。
営業何十年、扱い数千件でも、「定形外で事故が起こったことがない」はあり得る。

しかし、定形外を使用すれば確実に上記のリスクは付いているのだ。
端的に言えば、顧客が悪意を持って「届きません」と申告したらどうするのだろう。

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「届かなければ、発送人が再度発送する」
「届かなければ、また送るからいいだろう」

本当にそんなことを考えているのか? 顧客サービスをなんと考えているのだろう。

「定形外郵便」は記録が残らない「確実無し、垂れ流し配送」サービスだ。

スタート点の「どのポスト(郵便局に)、いつ投函(依頼)」されたかも記録しない。
そのために、受取人は「いつまで待てばいいのか」
「いつまで待っても配達されなければ事故なのか」

もはっきりしない。

「いつ送ったのだろう、いつまで待てばいいのだろう」

といらいらし、

「届きません。調査して下さい」

と調査依頼を行い、

「郵便局です、どのような状況なのでしょうか」

と郵便局から電話がかかる。

「届かない、調べて欲しい」の段階で、これだけの不愉快な時間を過ごすことになる。

最終的に、「事故です。依頼された郵便物は消えて無くなりました」
と郵便局から報告があるまで、ずっと不愉快に過ごすことになる。

「届かなければ、また送るからいいだろう」

は、このような不都合を顧客に強いる事だ。

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